全て肯定
日本初のハンバーガーチェーンながら赤字続きで店舗数が10分の1以下になってしまうほど危機に瀕していたドムドムハンバーガーの社長に就任した藤崎忍氏は独創的な商品や異業種との連携でファン層を広げ、見事4期連続で黒字化に成功した。
商品開発の担当者を含めて社員が提案した企画には、必ず最初に「いいんじゃない」と肯定した。そのあとで、改善点を一緒に考え、社員の自信につなげる。失敗を失敗で終わらせてはいけません。
社員一人ひとりが想定した結果を出せなかった要因を分析し、次の提案に生かす改善案を考えるようにすることで、独創的な商品が生まれる組織風土が生まれました。
(日本経済新聞、遠藤郁夫)