観察する
1973年創業のラーメン屋が大成長し、一部上場、時価総額1,000億円を超える日高屋。
ハイデイ日高の神田正会長は、経営で何より大切にしているのは、決断力と観察です。
社長業とは、いわば決断業。どこに出店するのか悩み抜いて出した決断は、10年後の社運を左右します。
観察眼は、24時間365日仕事のことを考えていれば、自然と観察の癖がつきます。
例えば、戦後、駅前の屋台は、道路交通法や衛生面でいずれ消える運命、その時客はどこに行くのか、昔のビジネスパーソンは弁当持参でしたが、次第に手ぶら出勤になった。
彼らは会社周辺で昼食をとるとすれば、そこに巨大なマーケットがあると信じたわけです。
(Fole)