床をふく
ファーム冨田社長の冨田均氏が日本経済新聞の交友録に書いています。
帯広市の六花亭の亭主小田豊さんと知り合った頃、本社を訪ねた時。
オフィスの廊下を通りかかると数人の社員が膝をつき、一糸乱れぬ所作で床の拭き掃除をしていた。
亭主に「道具を使わないのですか」と尋ねると「この方がきれいになるから」とサラリ。後で社員にも聞くと「毎日の仕事の大半は掃除ですよ」とこれまたサラリ。この徹底した姿勢が学びとなった。
私たちの、花の栽培は土壌作りから始まる。花を立派に育てても、植え付ける畑の状態が良くなければうまく育たない。
お菓子作りも花作りも、土台がしっかりしないと良いものができない。
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