人材とは
長崎県立大学の岩重聡美学長補佐の話です。
グローバル人材で求められる最低限のスキルは、英語や経営の専門知識、またそれを支える一般教養ですが、そのスキルを活かさなければ意味がありません。
「なぜ、そう考えたのか。データを示して説明するように」とは私たちがよく学生たちにかける言葉です。
肌感覚がものを言うのは日本人の特質ですが、国際社会では通用しません。
相手に納得してもらうには、明確な根拠やそこから論理的に導かれる予測が求められます。
グローバル社会では、対立や軋轢、意見や感情の衝突が生じます。
それを乗り越えなければ、いくら優秀でも必要とされません。
(プレジデント掲載)
|