向き合う
凶悪犯からヤクザまで、あらゆる強者に口を割らせた元検事の大澤孝征弁護士の話です。
基本は、いかに真剣に相手と向き合い、相手を理解するかです。
悪いやつには悪いやつなりの論理があるものです。それを理解しようと努める。
彼らは他人に理解してもらうことが少ないだけに「自分のことをわかってくれた」と思う。
最終的な善悪の判断は法廷に任せ。
「俺だってやっていたかもしれないな」というように、自分の中の「悪」を開示できるのも有効です。
また相手もプライドがあるので、間違っても偉そうにしてはいけない。
相手は嘘をつく。その場で嘘を暴いてはいけない、たくさんの嘘をつかせるのがコツ。
(プレジデント)
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