運がいい
クラシエホールディングス石橋康哉副会長の話です。
「あいつは運がいい」と、あたかも強運の持ち主のように言いますが、よく見ると、幸運は誰かが運んでくれている。「運がいい」と言われる人は、みな、出会いをすごく大切にしています。
「運が悪い」という人は、大切にしていないようです。
書籍との出会いも、知識や教養だけでなく、一見、関係のない内容に、思いがけない気付きがあり、仕事にも生きてきます。
書籍をはじめ映画や芸術などにどれだけ触れてきたかで、人を見る感性も磨かれ、周りの人が様々なことを教えてくれ、人脈を紹介してくれます。
「運がいい」ひとは、努力を裏で積み重ねているようです。
(日経ビジネス)
|