メダカも
オラクルひと・しくみ研究所の小阪裕司氏はワクワク系マーケティング実践会を主宰する。
会員企業の眼鏡店が移転した。新店は二階があり、売場面積は倍近くになった。
普通、そこに商品を置くところだが、願客コミュニティを丁寧に育んでいる同社は、そうはしない。
代わりに、「文庫」と称して書籍の貸し出し、読書ができるカウンターと椅子。そして、お客様が持参した写真や小物。極め付きは生きているメダカも。
なのに、肝心の売り上げは、移転後も絶好調が続いている。
私の周りで改装のたびに店頭在庫が減っていく店も多い。商いの世界で、店頭在庫の代わりに何が売上の鍵を握っているのだろうか。
商業界所載。
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