一考二案
朝日文庫から松浦弥太郎著「考え方のコツ」という本が出ています。
暮しの手帖の編集長が説く仕事と生活の指南書です。
アイディアを出す。企画を立てる。解決策を探す。何か提案する。
考える目的は色々ですが、最初から、ひとつの答えにたどり着こうとすると、自由度が減り、冒険心がしぼみ、頭が固くなる。
しかし、答えを二つにすると多少余裕ができます。アイディアを二つ考える癖をつけると、思考が偏らずにすみます。
次に大切で大変なのは、A案とB案を基にして、C案を考えることです。
このC案こそオリジナルのアイディアであり、自分だけの発明です。
インターネット等で調べた借り物の知識ではないからです。
|