ワクワク
2015年の箱根駅伝で初優勝した青山学院大学の原晋監督の指導はワクワク大作戦だった。
この作戦が、チームに劇的な効果をもたらし、長距離走の印象を変えた。どの選手も明るい。笑顔で走りきった者もいた。
やる気を出させるために、
(1)萎縮させず寛容になる。
(2)コミュニケーションを一方通行にしない。
(3)具体的な指示を出しすぎない。
すると、全員が主体的になり、集団の質が上がった。主体性を磨くのが「やる気の土台」。
脳に詳しい篠原菊紀諏訪東京理科大学共通教育センター教授は言います。やる気を引き出す一番の肝は、具体的な行動や達成した事実をほめて、ワクワクさせることだ、と。
島崎優子 著、AERA所載。
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