精緻予報
気象庁は、気象衛星・レーダーやアメダスなどの観測機器から送られてくる膨大なデータの内、実際に予報に使われている割合は約3%に過ぎないと、この宝の山を、情報公開により「気象業務支援センター」で公開された。
東京のハレックスはこれに注目、精緻に天気を予報するシステム「ハレックスドリーム」を独自に開発した。気象庁は日本全国を一辺20kmのマス目に分けて24〜30時間先までの天気、気温、降水量を1日3回発表しているが、ハレックスはマス目を1km四方までに縮小し、72時間先までの情報を30分ごとに提供している。顧客企業の業種は幅広く、農家にまで進出している。
日経ビジネス(須永太一朗筆)
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