子ども服
子ども服「ミキハウス」を展開する三起商行。四十一年前、大阪八尾市で産声を上げ、国内役250店、海外40店超を構える。
一昨年からバーゲンセールをやめた。同店の商品はギフト用が五割を占める。
「ミキハウスは安売りはしません。ちょっとお高いかもしれませんが、その分、品質はいいですよ」というメッセージを伝え、贈り物として安心して買ってもらう。
その年度は本業の営業利益が前の年度より七割増えた。
他社に比べて価格は二〜三割は高いが、生地や縫製で、親子三代にわたって着てもらえる自信がある。
服の色使いが鮮やかなのは、車などから見えやすくして危なくないようにする配慮から。
日本経済新聞掲載
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