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日本を代表するホテルの一つ東京の帝国ホテルには、多い日には一日1万人、5,000台もの車が訪れる。来訪者が最初に出会うのがドアマン。
富田秀弥さんはドアマン歴10年、車を誘導し、車が止まるとさっと近づいて真っ白な手袋でドアを開け、客を迎える。ドアノブはけっこう汚れているので手袋は30分ごとに交換している。また、お釣りの持ち合わせのないタクシーで渋滞しないように、千円札と五千円札の新札を常にポケットに携帯している。富田さんの頭の中には1,000人以上ものお客様の顔や名前、使用車種やそのナンバーが記憶されているという。
警戒に動くため寒風の中でもコートは着ない。 フォーレ所載。
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