残業ゼロ
残業をゼロにする際、業績を落とさないために仕事を効率化させる必要があります。
最も必要なのが、明確なデッドライン設定と、担当や責任の所在の明確化。この過程で、企業組織が抱える様々な問題が浮き彫りになってきます。解決すべき課題が見えやすくなることが、残業ゼロの最大のメリットです。
吉越浩一郎氏がトリンプの副社長時代、毎日12時30分から2時間を「がんばるタイム」と名付けられて、私語や電話、コピーなどの雑用を禁じ、社員各自の本来の仕事に集中させました。同僚への電話の引継ぎや雑用の蓄積が仕事の効率を落とすからです。「ノー残業デー」などの導入で19年連続総収益を達成しました。宝島所載。