ハードル
海外旅行やクルマ、高級ブランド、アルコール飲料などで広く「若者の消費離れ」が進んでいるというが、しかし、若者の間で流行している商品や現象は確実に存在する。と、電通総研研究員の西井美保子さんは言う。
最近、街コン(街と合コンの造語)が若者に受けている。友達同士の飲み会の延長線上のような感覚で参加でき、嫌ならすぐに退席できる。ハードルを下げてブームになった。
ハードルを下げ安心感を与えることこそ、若者向け商品・サービスの開発で重要なポイントだと思う。
仲間との同調性を何よりも重視する若者に、まずはハードルを下げて背中を押してあげ、安心感を伝えることが大切、と。
日経ビジネス所載
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